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むかしむかし、世にも珍しい蒼い猫が産まれました。
蒼い猫は親猫からも飼い主からも気味悪がられました。親は茶色なのに急に鮮やかな蒼い毛並みの猫が産まれたのですから無理もありません。
その猫はアオと名付けられました。
親猫はアオを置いてどこかへ姿を消してしまいました。
間もなく飼い主もアオを放置するようになりました。アオは飼い主の食事のおこぼれでその日その日を過ごしました
アオは両親を探す旅に出ることにしました。
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