勇者としての訓練

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 俺達が召喚されてから1カ月が経った。  学園生活では、俺が勇者ということで、クラスメイト達が騒いだが、俺達の実力がとんでもないと判ると静かになった。  それをお姉ぇ達に言ったら、  聖「実力行使で黙らせるとわね?」  マリア「やっぱり、お姉ちゃんの姉弟ね」  リク「そうですね」  ミカエル「ハァー。だんだんと『  』(ボソッ)に似てきましたね」  と、言っていた。  舞「それが手っ取り早かった方法よ」  ステラ「とはいえだ。これ以上は魔力量を上げるなよ?中等部の教師達が、お前達のコトで騒いでいるのだからな」  舞「そうなの?」  ステラ「ああ。お前達、姉弟のレベルが高等部に匹敵すると言ってな。しまいには、飛び級が出来ないかとの話まであるんだよ」  更夜「飛び級?」  舞「あたし達はやらないわよ。更夜とも話してやらないと決めたわ」  ステラ「そうか。なら、私が学園長に話すがな」  ユカ「それにしても、いきなり飛び級なんて…………」  聖「ま、とんでもない実力を見せられたら、言われるわよ」  ステラ「聖はその辺はうまくやっていたがな」  マリア「そうだったわね」  舞「そうなの?」  聖「まあね。前に言ったろ?正体がバレないように大人しくしていたと?」
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