456人が本棚に入れています
本棚に追加
/501ページ
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ「へルズ・ダンス！！」
ベルゼブブの体全体から黒いモヤのようなモノが現れる。
そのモヤが、後ろの天使達に襲いかかった。ヤツの狙いは俺達ではなく、後ろの天使達か？
ﾐｶｴﾙ「これは、ベルゼブブから分離した。ハエです！」
ｶﾞﾌﾞﾘｴﾙ「このハエもまたベルゼブブの分身体です！総員！炎の魔法と炎の防御結界の強化を！」
『はっ！！』
と、返事をし、防御結界を高める。
更に、炎の魔法攻撃をモヤに向けて一斉に放ったが、モヤはその攻撃を躱していた。
『あ、当たらない！？』
焦る天使達に、
『ウワッーーーー！！』
天使達の結界を破って被害が出ていた。迂回していたモヤが後方の天使達を襲っていた。
ﾏﾘｱ「私が本体をやるわ！」
ｴﾙﾌ「………私もやる！」
マリアとエルフが炎と風の合体魔法攻撃を放った。
「「フレイム・ストーム！！」」
２人の合体魔法がベルゼブブを襲う。
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ『無駄だ！！【コキュート】！！』
氷系の呪文を放った。
マリア達の合体魔法とベルゼブブの魔法がぶつかり合うが、マリア達が押されている。
ﾏﾘｱ・ｴﾙﾌ「くっ！」
ﾙｴﾙ「いけません」
ﾐｶｴﾙ「ガブリエル私達も」
ｶﾞﾌﾞﾘｴﾙ「ええ！！」
３人の天使が攻撃に加わった。
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ『ヌルいわ！！フン！！』
ベルゼブブは更に魔力を上げた。
『うっ！？』
５人が放っているのにまだ押されている。ベルゼブブの魔力量は５人を上回っているのか！？
ﾋﾙﾄﾞ「あるじよ！」
ﾘｸ「分かっています！」
ﾘｸ・ﾋﾙﾄﾞ「新闘気術！！」
２人が放った、新闘気術は、全ての魔法攻撃を打ち消して、ベルゼブブに襲いかかった。
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ「この技は、闘鬼の技か！？忌々しい！！」
ベルゼブブは闘気のバリアを張るが、それすらも砕け散る。
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ「なんだとう？闘鬼の技と違うのか？ぬあわわわ！！」
ベルゼブブは２人が放った新闘気術をまともに食らった。
ﾐｶｴﾙ「助かりました」
ﾏﾘｱ「ありがとう」
ﾘｸ「いいえ。それよりも、この攻撃で死んでくれれば良いのですが………」
リクがさっそく、フラグを建てた。
ｻﾄﾙ「リク？それは禁句だぞ。それを言えば、大概の敵は生きているからな？」
ｶﾞﾌﾞﾘｴﾙ「そうですね。それに相手は腐っても魔王の一角です。あの程度で、倒れれば、私達は苦労しませんよ」
がぶり姉ぇもそう言い、油断なく次に備えて構えている。
案の定。
ﾍﾞﾙｾﾞﾌﾞﾌﾞ「フフフ。よくもやってくれたな」
多少のダメージを負ったベルゼブブが立っていたが、すぐさま、回復魔法を使って何事もなかったような姿だ。
最初のコメントを投稿しよう！