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聖「ふん、大体の内容は知っているが、お前の野望はまさに下らない話だな。まだ、ナチ帝国の皇帝の身体を乗っ取ってこの世界の世界征服ならば、お前の野望にはまだ共感が持てるが、蓋を開けてみれば、大魔王サタンの復活で、しかも、その大魔王サタンに自身を含めて全て滅ぼしてもらうって?貴様は子供か?お前の発想は子供の発想だぞ」
ベルゼブブ「貴様!!」
ベルゼブブが怒りを顕になる。
聖「なんだ?本当の事を言われて怒っているのか?やはり、子供だな?」
姉貴はベルゼブブを揶揄していた。
ベルゼブブ「貴様!人間のクセにこのワシを愚弄するとは!!万死に値する!!」
聖「人間だろうとなんだろうと、貴様の発想を聴けば誰だって、お前の言っている事は子供の発想だろう?と思うよ。元神の考えとは到底思えないがな?」
ベルゼブブ「我は悪魔!!魔王ベルゼブブだ!!神は既に捨てた!!我は大魔王サタン様に付いていく者なり!!」
意気揚々とベルゼブブは言ったが…………。
聖「ああそうか。貴様はファザコンなんだな?良い歳をしたジジィが子供の発想で更にファザコンを患っているなんて凄い痛々しキャラだわ」
姉貴がそう言い放った。
『ぷっ。アッハハハ!!』
俺達は姉貴の言葉で大爆笑をする。
サトル「あ、姉貴~。戦いの最中に笑わせてくれるなよ~」
リク「そうですよお姉さま。可笑しくて、お腹が痛いです」
マリア「お姉ちゃん!!私達を戦闘不能にしてどうするのよ?笑い過ぎて力が入らないわ」
アルクエイド「本当にやめてよー。私、生まれて初めて本気で笑ってしまったわよ」
ガブリエル「し、しかし、言われてみればそうですね?」
ミカエル「そうですね。ベルゼブブはファザコンを患っていたなんて………でも、これは納得ですね」
ルエル「しかし、こんな者が魔王をやっているなんて………」
ヒルド「コヤツは元々高位にいた神じゃからのう。能力的にはどうあがいても魔王クラスになってしまうのじゃよ。まさか、コヤツがファザコンを患っていたとはのう」
エルフ「………ファザコン?………知らない。でも、私、聖が好き」
約1名はファザコンの意味が分かっていなかった。そして、ベルゼブブが更に激怒する。
「貴様!!貴様!!貴様!!貴様!!貴様!!貴様!!貴様!!貴様ぁぁぁぁぁぁ!!許さん!!許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さんぞ!!このワシがファザコンだとう!!」
そう叫び、莫大な魔力を身体中に放った。
聖「はいはい。貴様がいくら怒ろうがファザコンという真実は変わらないよ。それに死ぬのは貴様だよ」
姉貴は妖魔武器のムラマサを出現させ構えた。
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