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ベルゼブブ「このワシを愚弄し怒らせた愚かな人間が!!許さんぞ!!この世界を!!イヤ!!この銀河系もろとも消え去ってくれるわ!!消え失せろ!!ワシを愚弄した人間共が!!超抹殺魔法【ハルマゲドン】!!」
ベルゼブブは長々と口上を述べて、魔法を撃った。おそらく、この魔法を察知させないようにしたのだろう。
聖「阿保が!!私には魔法攻撃は効かないという事を怒りで忘れているようだな。喰え!ムラマサ!!」
姉貴がムラマサをベルゼブブが放った自称超抹殺魔法をムラマサがあっという間に喰った。アジ・ダハーカの魔法も何事もなく吸収していたが、この道具は底なしか?
ベルゼブブ「ば、バカな…………わ、ワシの………さ、最高で最大の銀河系をも滅ぼす攻撃魔法が………」
と、ベルゼブブがそう呟いて、呆けていた。
ベルゼブブ自体、あの魔法攻撃を呑み込まれるコト事態が未だに信じられないのであろう。ベルゼブブから発する魔力がほとんど感じなくなっている。
ベルゼブブ「貴様は何者だ!!このワシの攻撃をいとも簡単にっ!!」
ベルゼブブは怒りを滲ませていた。
聖「これから死に逝く者に名乗っても意味がない!」
ベルゼブブ「バカめ!!このワシが人間ごときに滅びはしないわ!!」
聖「私に殺されるとな、魂もが消滅するんだよ!貴様が悪魔だろうと関係なくな」
ベルゼブブ「なっ!?貴様は神か!?そうか!貴様は神なのか!!」
聖「そうさ。私は神さ。私の正体が分かったら、大人しく消滅するんだな!!フン!!」
姉貴はベルゼブブの前に瞬間移動をし、魔力を籠めた拳で殴った。
まさか、ベルゼブブも直接に殴られるとは思ってもいなく、まともに受けた。
ベルゼブブ「ッ!?」
聖「まだまだいくぜ!!オラーッ!!」
姉貴はベルゼブブを連続して殴り続けたが、ベルゼブブも黙ってはいなかった。
ベルゼブブ「ワシを魔王を舐めるな!!この小娘が!!」
ベルゼブブも反撃に出るが、姉貴はベルゼブブの攻撃を躱していた。ベルゼブブの攻撃はけして悪くはなかったが、ベルゼブブの攻撃は姉貴には通じてはいなかった。
聖「アメェーよ!貴様は魔法がメインだろう?肉弾戦は不慣れだろう?」
ベルゼブブ「くっ!?」
どうやら図星のようだな。姉貴の激しい攻撃が続くが、ベルゼブブは倒れなかった。
聖「いい加減くたばれ!!」
姉貴の渾身の一撃を放った。それは正拳突きだった。だが、正拳突きはシンプルだが、その破壊力は、撃つ人物によって変わるが、姉貴が撃てば、その破壊力は。
ベルゼブブ「ブッはッ!?」
姉貴の正拳突きを受けたベルゼブブの身体が垂直に飛び跳ね、口から血反吐を大量に吐き、身体全体のダメージは誰が見ても戦闘不能な大ダメージを負っていた。
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