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青は魔女によって作られた人形でした。 主な材料は魔女が王宮から盗んできた青い鳥と、魔女の心臓の一部でした。 「よいことはわるいこと、わるいことはよいこと」 魔女はそう呪文を唱え、吐き出した赤いルビーのような心臓と青い鳥を、人形の心臓にし、箒を骨にして縫い合わせたのです。 青は10歳くらいのとても綺麗な男の子の姿をしており、青い目と赤い目をしていました。 その目に初めて映ったものは大きな口で笑う魔女でした。 「私がお前を作ったのだから、お前は私の一部だよ。私のことは偉大なるお母様とおよび」 「わかりました。偉大なるお母様」 青がそういうのを聞いて魔女は高らかに笑いました。
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