普通の誕生日

風呂から上がると食卓には夜ご飯が用意されていた。ハンバーグに、揚げたポテトフライに、シーザーサラダ。まぁ普通の夜ご飯だ。ご飯を食べている目の前にはテレビがついており、そこで寝転がっている母がいる。これも普通の光景。親父がリビングに来て、寝転がっている母を跨いで通る。これも普通の光景。この普通の営みが幸せに感じるのはやはり大人になった証なのかもしれない。やはり、頭にチラつく。この何も変わらない"普通の光景" をずっと見ていたいという事を。
あーーもうアカン。だめ。そんなこと考えては。この幸せはずっと続く。以上！！。
さぁ、気を取り直して、食後の楽しみと行きますか。