シン実は、怪談集。あんた

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昨日 遅番の勤務が終わり 帰宅して シャワーを浴びて ベッドに入ったのが 夜中の1時 台風一過で 熱気が籠っていた部屋にエアコンつけては 部屋の中を涼しくした上で やっと 眠気が襲って来ては  エアコン消して  睡眠についたのが 1時半過ぎくらいでした うとうと始めた途端 いきなり  体を横にして寝ていた 背中側 まあ 背後から 何かが 迫ってきて  「あんたぁ~!」って くぐもった声で言われては   肩の辺りに重みが加わって来て 「おいおい なんだよこれよぉ」って思いつつ 体を 捻っては 身震いしたのですがねえ なんだか 嫌な寒気というか おぞけみたいのが 肩の辺りに乗っかってるし はあ 全く なんだろねえ 最近 多いですよ  こう言うワケわからんのが寄って来るの とりあえず 重たくてしょうがないから 一度起き上がっては 手で払って あとは お題目唱えて 寝ましたけどねぇ さて  今朝 起きてからも まだ 重い感じ残ってるので 今日 両親の眠るお寺へお詣りしてきました まあ明日から お盆ってのもあるしなあ(ちなみに東京では七月なんだが) もしかしたら  家の近く なんかさ迷ってるんかなあぁ しかし 誰だかしらねぇが 「あんた~!」って呼ばれても 知らねえもんは知らねえしなぁ はてさて 誰だったんですかね? ああ お寺へお詣りして まあ スッキリしましたけどね 完
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