瞳の色

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瞳の色

俺の目に映ったのは、すらっとした手足を夏の太陽がじりじりと灼き照らす肌。白地に縞模様のワンピースに光が反射して輝いている。そして何より目を引いたのは空よりも海よりも透き通った青色の瞳。 俺はゴクッと唾を飲み込んだ。 すぐ付き合いたいとかやりたいとかじゃなくて、今まで味わったことがない思い出が引き出されるみたいだ。一気に瞳の中に吸い込まれていくような感覚を覚えた俺は彼女に釘付けだった。
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