南での三日間

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「夏樹さん、お休みは取れます?」 「あー、言えば雪翔の護衛的に仕事としていけると思うが」 「なら、私が一筆書きますので、城に送っておきます。母上達は……黙っててもついてきますよね?」 「あら、除け者にするつもりなら残念!お爺さんも着いてくわよ?後、周太郎と三郎と四郎と……多いかしら?」 「いえ、構いません。那智達も浮遊城に来てもらいましょうか。狐の国にも電話があれば便利なんですけどねぇ」 「なんで無いの?冷蔵庫とかあるのに」 「電波がないでしょう?」 「あ、そっか!でも、那智さん達もうこっちに向かってるんじゃないのかな?」 「水狐を見に行かせます。栞さん、支度しておいて下さい」 「わかりました」
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