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「何かあったらモーガンに行ってくれ」
船室に入っていく
「よう兄ちゃん可愛い子連れていい身分だな」
モーガン船長がお約束を言います
金髪ソバージュのミドルヘヤーの太鼓腹のおっさんである
暴力のニオイはしないが体も太いが腕も太い、どうやら海の漢らしい
「えぇ、全員俺の嫁なので悪さは止めてくださいね」
これは言っとかないとである
「客人の嫁なら手は出せないな」
「お前ら手を出すなよ、王国に喧嘩を売ることになるぞ」
楽し気に船員に向け叫ぶ
「こんないい女なら王国に喧嘩売ってもいいかもな」
「おうよこんな可愛い子の為なら死ねるぜ」
「お嬢さん方は俺達が守る」
口々に叫び大笑いしている
「心配すんな、気のいい奴らだ」
俺の背をバンバン叩きながら誇らしげにモーガン船長が胸を張る
アイリちゃんとモニカちゃんは楽し気に船上を探検している
ミリアちゃんは俺の傍らで海を見ている
アリサさんは船尾に腰かけ、ポーズを取りいい女ゴッコをやっている
マイケルはマストに登りロープを使って渡り歩いている
アン王女は置いてけぼりである、本当にテイムしているのかと
アン王女の後ろにはうり坊を抱いた執事が立っている
フェイさんは船に弱いらしく船の縁に倒れている
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