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秘書
私が社長と出会った時、私は落ち込んでいました。
理由は頑張って秘書検定を合格し、これから憧れの秘書の仕事をするって時に出来なくなってしまったんです。
悲しくて毎日泣いている時に、偶然社長に会ったんです。
「おい!泣いてるのか?俺は忙しくて補佐的な役割のやつが欲しいと思っていたんだ。俺に着いてこい!だが俺より先にいなくなるなよ!」
は?となりましたけど、この方と一緒にいたらバリバリと仕事ができると思い、すぐに着いて行きました。
おかげさまで、毎日びっちりと仕事をさせて頂いてます。充実した毎日を過ごせて私は幸せです。
見る人が見たら、「社畜」と思われても仕方のないほど働いています。けど、やりたかった事を延々とやれて私は幸せなんです。
ただ迂闊なアドバイスを社長にしてしまったせいで、私よりも長い間働いている社員さんが万年平社員さんになってしまったのは申し訳なく思っています。
でも私たちは給料の差があったりする訳ではないので、そこはお互い気にしていない……はずです。
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