世界の終わり

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「すんごい極論ね。あんた、いつか後ろから刺されるわよ?」 「別に私が決めつけてる訳じゃないわよ?別冊フレンドの編集部が、世界の終わりに切ない思いをする、ブッサイクを主人公にする部門を設立したってだけの話!そして私はその対策を考えてるだけよ!」 「で?それを私に話すって事は…」 「そりゃ、トメ子ちゃんがブッサイクだから…フゴゴッ!?」 「…後ろから刺されるって忠告したわよね?」 「ううう…まさかお尻にポテトを刺してくるとは…」 「よく味わって食べなさい」 「お尻でポテトを食べる習慣は無いんだけどね」 「なら、これから習慣付けたら?」 「いや、調子に乗るのを自重させて頂きます」 「よろしい」 「んで、話は戻るけど…私は世界の終わり部門に応募しようと思ってるのよ」 「今の流れで、何でそっちの部門に応募するのよ?普通は学園恋愛部門の方に応募するんじゃないの?」 「学園恋愛部門の方が応募者は多いと思うのよね。それだとライバルが多いじゃない?だからブッサイクが切ない思いをする方に応募するのよ」 「まあ、いいけど。で?どんなストーリーを用意してるのよ?」 「うんとね、まず隕石が地球に衝突するってニュースで流れて、可愛い女の子が襲われる犯罪が多発するのよ」 「まあ、そうなるわね」     
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