魔族の寵愛

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小さく体を震わせて、身の内からじりじりと上がる熱に必死に耐えているラファエルを、魔族は愛おしそうに眺めた。 「もう我慢できないか? 淫らでいい体になったな」 彼は残酷な言葉でラファエルを嬲り、声をあげて笑いながらベッドに押し倒すと大きく両脚を開かせた。 「ほら、物欲しげに口を開けている」 「言わないでっ」 明るいランプの下ですべてをさらけ出され、ラファエルは顔を倒して必死に羞恥に耐える。 「褒めているのに、何を泣く?」 「こんなのは、…いけないことです」 「今さらだな。でも欲しいんだろう?」 良心と欲望の狭間で葛藤し、快楽に負けて泣き乱れる姿がこれほど魔族を惹きつけることなど思いもよらないラファエルは、惜しげもなくその痴態をさらしている。 「さあ我を受け入れて、泣いて悦べ」 熱く硬い塊がそこに押しつけられ、触れた場所が期待で淫らにうごめいた。 次の瞬間、ぐっと一息に突きいれられて、ラファエルは絶叫した。 「いや、やっ、ああ、あ、やああっーーーーーーーーー」
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