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私は寮生なので、寮に帰る。
同室は秋華。
秋華の親はここの学園の理事長。
愛する娘とその親友のためにと配慮してくれたらしい。
「やった!秋華と同室!!」
部屋発表の時に私が言えば
「あのジジイ勝手に…脳内園児の世話疲れるんだから」
なんてひどい言葉を吐かれた。
考え事をしながら歩いているといつの間にか部屋の前にいた。
部屋に入ると秋華が電話していた。
私は存在を消して冷蔵庫から麦茶を出す。
「え!?あの藤川に彼女!?」
優雅にお茶を飲んでたのに秋華の言葉にお茶をふきだしてしまった。
「ブッ!!ごほごほ」
「汚い。馬鹿みかん帰ってきたから切るね」
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