最悪な先輩とチョコレートアイス

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紙切れたちは廊下に飛び出しどこかに消えた。 「やばいやばいやばい」 あれが見つかったら絶対馬鹿にされる。 私はテストを探し回った。 「あ、あった!」 すぐに4枚の回収に成功。 だけど、見つかっていないのが一枚… 最も悪かった英語だ。 だけどそれもすぐに見つかった。 何故か図書室にあった。 「よかっ『好きです』」 えっ!? 女子生徒の声がして私は息をひそめた。 「ごめん。君の気持にはこたえられないんだ」 「ッッ」 「聞いて、くださって、ありがとうございました」 せ、青春!! 盗み聞きはよくないけど事故だもん。 私は、人がいなくなるまで待った。
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