最悪な先輩とチョコレートアイス
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人の気配がなくなり安堵のため息を漏らす。 「ふう、やっと誰もいなくなった」 本棚の影から立ち上がると、告白を受けていたらしき男子生徒がいた。 面食らったけど、こういう時は 目を合わさず何もなかったかのように! 「おい、お前」 私じゃない、私じゃない!!! 「おい、英語5点、川田みかん」 「え!?」 「人の告白盗み聞きするなんてな」 「し、知りません」
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