私の存在

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私は会社に向かう途中男性に言われた言葉思い出していた、 人では無いとは一体何のことだろう私は人間で存在もしている毎朝部長にも叱られる。私が存在しているから私を認識しているから私は絶対に存在している。色々考えていると会社に行かず昨日男性がいた店に来ていた、男性が居るか分からないが店内に入った。男性は店内に居て、私を見るなり『おかえり』と言葉を発した。続けて話を始めた、人は存在を否定されると心が病んでしまう、心が病んでしまうと自分を嫌いになってしまう、自分を嫌いになると死にたくなってしまう、存在という物はとても大きく人にとって大切なものと伝えてくれた。 私は聞くことにした、人では無いの真意を教えてくれと、人は大きな愛情を受けて育ってきている当たり前かもしれないが当たり前では無い。自分のことを否定し他人の顔色を伺っているその時点でもう人ではない操り人形だと言われた。 自分を殺してはならない自分を持ち続けなさい、親はあなたにあなたらしくいて欲しいと思っています。私は自分の心に『ただいま』と言いながら涙を流した。
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