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三章 酒合戦
何故か 私 白鷺 美紀に 酒合戦の白羽の矢がたっちゃいました。
「いやいや。お宅の秘書てんで酔わないのよこれが、結構あたしも飲む口なんだが、あたしが酔ってても毎度素面みたいなんだよ。知らんかったあ。所長」
と いやはや 磯田さん それ 話盛ってるよー
まあ 日本酒とか 冷やでくいっーてやるの 好きだが 焼酎はあまり飲んだことないがなあ
なんて モゴモゴ言ってたら
河原翁も 「お嬢さんよろしくしますよ。さむなきゃ。うちの孫、明日強制入院させられちゃうから」と 頼みこまれ
さらには ガラッパ長老「たしかにこの姉さん、酒豪つうか酒に強い相あるね。誠よ。やってみんしゃい」なんて説得してるし
誠所長 先ほどまで 渋い顔してたが それらを聞いて「ならばやるか。白鷺くん頼むわ」と 拝んできます
「所長。それはお酒好きだけど。勝てるかなんてわかりませんよ。だって相手には焼酎の龜の精が憑いてるんですよね」
「ああそれならシュゴレイ渡すから大丈夫大丈夫」
「所長。守護霊なんて勝手に渡せたりするんですかあ」
「いやいや、それでなく酒に護霊で酒護霊。まあこの徳利、懐でもいれといて、アルコール消したい思ったらポンと叩けば。アルコール浄化してくれる徳利の霊さ。これ渡しておくわ」と手渡されては
あたし 白鷺 美紀が 酒合戦挑むことになりました。
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