0人が本棚に入れています
本棚に追加
南九州と言うので 陽射しさんさんで暑いのかと思えば
差にあらず 周りを山に囲まれた盆地特有の地形であるため
冬は 鹿児島の北海道などと言われるくらいだとか
一応 私 白鷺 そのくらいは調べて来たわけで。。。。
しかし 夏期は雨が多いというのが当たっていて
伊佐市中心部について 霧雨に降られていると
一足先に帰った 河原少年と おじいさんの 河原 幸蔵氏が
駅前で出迎えてくれました
「はじめまして こちらが 当相談所の 誠所長 そして私が秘書の白鷺です そして 今回の件の調査に加わってくれた 怪奇幻想社の磯田記者です」
好好爺たる 祖父 河原 幸蔵氏が 照れ笑いを浮かべては「おおホンに別嬪さんたちやなあ あはは そちらが 所長さん うむ 貫禄あるこって よかねえ」
「あはは ただ太ってるだけですよ 私は さて 我々が宿泊する宿とかは ありますでしょうか?」
「んじゃあなあ 何 うちの 離れお使いなさい 今しがた 大掃除しといたからねえ」
「それはありがたいこって では 早速 荷物を置いて 調査に出たいと思います」
と
なぜか 今回の所長 やる気満々ですが。。。。
まあいいか
普段が やる気ほとんどないしねえ
さて 駅より 車で十分ほどの 河原邸へと赴くと
これはこれは 結構な広さで どうも この地の名士とでも言う感じですね
「本宅の河原君のご両親にも挨拶に伺った方がよいのでしょうかね?」と 私が言えば
おじいさん「いや 何 今 あん人らは 病院行っては いろいろとやってるけん あとでよかよぉ」との答え
なんにせよ
いよいよ 伊佐市にて調査開始となりました
最初のコメントを投稿しよう!