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ファイル「若狭湾沖50Km ヘリコプター乗員11名 海上不時着事故」
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「(KMNRM01(以下 KMNRM01駒元奈良未))みほづる1号機に4名の遭難者の方達がいますか?」
「(柳本チーム副長)え?あ、はい、え~、そうですね、2名、助けてもらったので、はい、そうです」
「(KMNRM01駒元奈良未)みほづるの乗員の方が2名、海上にいらっしゃいますか?」
「(柳本チーム副長)はい、そうです」
「(KMNRM01駒元奈良未)海上にいらっしゃる、乗員おふたりのお名前を教えてください」
「(柳本チーム副長)はい、私、柳本えり子、副長と、起動救難士、渡海なおみです」
「(KMNRM01駒元奈良美)わかりました、救助手順は、まず、海上にいらっしゃる柳本さんと渡海さんをみほづる1号機にリフトアップ搬送します、沈下中のヘリコプター つるがと巻絡していたケーブルは「スピードスター」が切断します、みほづる1号機は、すぐに内陸、福井県土木部港湾空港課所管、公共用ヘリポート「若狭ヘリポート」へ補給着陸してください、その後、美保航空基地への帰還航路に入ってください、燃料残量値が懸念されます。「スピードスター」は、みほづる1号機から、残る4名の遭難者の方々についての適応医療機関への搬送任務に着きます、搬送先候補は京都第一赤十字病院、独立行政法人 地域医療機能推進機構 若狭高浜病院です、みほづる1号機の燃料が充分にあれば、みほづる1号機で搬送した方が合理的な距離でした。4名の方々の搬送中「スピードスター」が持っている「生体情報認識機能」で情報取得、搬送先を決定、搬送します、おひとりにつき、往復6から10分、要します、最大40分です、ご協力、お願いします」
「(柳本チーム副長)あ、あぁ~・・・はいっ、わかりました、こちらこそ、よろしくお願いします」
「(渡海救難士)っ、なっ、ぅわっ」
「(柳本チーム副長)ん?っ」
「(薗浦救難士)んっ?」
「(薗浦救難士)あれっ?穴見さん、じゃぁなくって・・・、あれ?えり子さんと、なおみさんじゃないんですかぁ、は?」
「(柳本チーム副長)あ、御法川さん」
「(渡海救難士)は?あ、あれ?」
「(御法川チーム長)ん?、おーっ、音速で来たかぁ」
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