第2章
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「気になるんだ。 どんな所か。」 「ふーん。 鹿児島行くなら、さつま揚げを買って来いよ。」 「うん、分かったよ。」 祖母の旧姓しか分からなかった。 なのに、さつま揚げを要求されるだなんて、高いものについたな。 どっちにしても、土産は買うつもりだったけど。
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