愛のカタチはいろいろ

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とても温かな場所だった… そして 何故か 安心できる 「恥ずかしいんやけど…」 目線を外してあなたは言った… 「溢れてるね」 「どうしてこうなるんやの?」 「私のことを愛してくれてるからだよ。きっと」 「ほうか…」(微笑) 「汐里もさっき同じやった」 「そうだね」 これって 迎え入れる準備ができてる…ってことだよね 言えないけど 前に付き合ってた彼と 段階が進んだとき 私はまだ早い…と思ってたし 半ば強引だったから こうならなかった… 彼は優しかったから 諦めてくれた… でも 落ち込んでたな 麻子とは お互いに 求め合う気持ちが強いんだね… とてもうれしい。 「いい?」 麻子に聞いた。
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