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「お出になられるのですか!?」
「それ以外に服着替える理由あると思うか!!」
「い、いけません。未だ貴方を襲った敵の正体がはっきりしていない現状で外出されては」
「知るか!! 此処でずっと燻ってても胸糞悪りぃだけなんだよ、頼むからほっといてくれ!!」
「でしたら近衛を」
「テメェ耳大丈夫か? 一人にしてくれつってんだよ、いらねぇよ邪魔!!」
「しかしそれでは貴方に何かあった時、盾になって死ぬ事ができま……あぐっ」
うるせえ。
うるせえ、うるせえ、うるせえ、うるせえ。
メイドの言なんぞ聞かず、俺は胸倉を捻り、掴み上げる。胸倉を中心にメイド服が大きく捩れ、メイドの顔が赤く染まった。
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