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てか、説明省いて良かったんじゃね?
今更だけど。だって王道だもん。説明する間もなく王道だもん。
この先も多分王道だし?想像つくとは思うんだけどさ…
* * * * * *
~in 教室2-A~
「みんな、おっはよぅ~」
これまたへらっと笑ってみます。俺の笑顔なんてキモいだけだろうけどね!
ほらみんなを見てみろ!
親衛隊の子達は顔赤くして怒ってるっぽいし、他の奴らは侮蔑を込めて睨んできてるよ?
あ、いや、うん…もう慣れはしたんだけどさ。一年、年がら年中やってたらね。
でも慣れって怖い!
何か前程、苦悩せずにチャラ男できるようになったくらいだからね。慣れってホント怖い…
あー…俺このままチャラ男になったらどしよ。
「……鴣都くんってさ、…無自覚……だよね…?」
穂ちゃんの声が聞き取れなくて聞き返せば、溜め息のオマケ付きで、何でもないって返された……何かしたっけ俺?
不機嫌?になった穂ちゃんと一緒に席に着く。
俺の席は窓際の後ろから二番目。で、その隣が穂ちゃんっ!
もーね、隣に可愛い穂ちゃん=天使がいてくれるだけで、つまらない授業でも癒やされるから良し!!
え?別に変態じゃないよ?事実だよ?
だって穂ちゃん、めちゃくちゃ可愛いもん。
因みに恋愛的目では断じて見てない。
え、俺?ノーマルですが何か。
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