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「おーい、みんな席に着けー」
あ、今教室に入って来ただるーい喋り方の人は…皆さんもうお分かりの通りの王道ホスト教師だよ、うん…。
「?どうしたの鴣都くん」
「何でもないよぉ?…ただイケメンが憎いな~、って。」
小声で周りには聞こえないように素で穂ちゃんに話す。
「………(ホント無自覚なんだから)」
穂がそんなことを思っていたなんて鴣都は露知らず。
因みに説明を入れておこう。
王道ホスト教師こと、埜中 文矢(ノナカ フミヤ)。通称、文ちゃんorのなティー。
確かに見た目とか外見、喋り方とか王道なんだけどさ、のなティーの場合は結構真面目さんで…。
煩いの大っ嫌いなんだよね。だから先生入って来ても抱いてコールがなかったんだ…。
うん悲しい…毎朝こんな感じで悲しくなるよ。ちょっと残念だ…
それに怒らせると…キレちゃうと滅茶苦茶怖いらしい。
あ、俺らはまだ?って言えばいいんだろうか…うん、まだ被害には遭ってないよ!
だからかなー、のなティーの授業は誰も大抵は休まないんだよねー。
ま、のなティーって結構生徒思いの良い先生だし?
そうゆう意味でも慕ってる生徒は多いだろうなぁ…
「お~い、戻って来てー?」
ハッ!!ごめんね、穂ちゃん?
のなティーのこと語ってたら、どうやらトリップしていたようだ
因みに腐男子な俺にとってトリップなんてお茶の子さいさいであr((ゲフンゴホッ
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