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運命の出逢い?2
色々と質問をされた後、
「じゃあ最後に、サンプルを貰えるかしら?」
そう言うと、下野毛章子は上着のポケットから、綿棒のパックを取り出した。
「悪いけど、上着を脱いで貰える?」
美人のご婦人が、綿棒片手に迫ってきた。
端から見ると、異様な光景である。
そして市蔵は、蛇に睨まれた蛙のように、下野毛章子の言う通りに、するのだった。
一通りいろんな事をされて、またもやボウっとして、その研究室を出た。
「モテナイ君か‥‥‥。」
そう呟いて、またクスリと笑う、下野毛章子であった。
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