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「何言ってるの。考え過ぎ。今日も、品があるって褒められてたでしょ。成嶋さんや、葵さんは嘘つかないよ。僕も。真奈、僕の判断が信じられない?」
「いえ。ごめんなさい。」
「おいで。真奈が子供なんかじゃないことを証明してあげる。」
貴志は手を繋いで、部屋に入り、そのまま真奈を壁に押し付けた。
「…あ…」
いきなり、舌を絡めて濃厚なキスをする。
口の中を何度も探り、気持ち良さそうなところを探し出して、感じるところをしつこいくらいに舐めた。
「…んっ……」
「真奈、舌出してみて?」
「…は、…っ…」
真っ赤になりながらも素直に差し出された舌が、歯の隙間から見え、こちらを不埒な気持ちにさせる。
「いいね。すごく、色っぽい。」
貴志は、ぺろりと差し出された舌を舐めて、さらに吸い上げる。わざと音を立てると、真奈の身体がびくん、と反応した。
「やっ…、ふ、んんっ…」
「いや?」
唇を襟元から出ている首の付け根から、鎖骨に落とす。壁に押し付けている真奈の両手がぎゅうっと握られた。
「あ…あんっ、こ、こじゃ、や…」
「大人じゃない、なんて言うから。充分大人でしょ。」
真奈の足の間に膝を割入れ、浴衣を割って、下着の上から触る。
両手の空いた真奈がぎゅっと抱きついてきた。
片手で抱きしめて、片手は隘路を探る。下着にも染みている愛液。
「濡れてる。まだ、何にもしてないけどね?」
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