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感じやすいのは、いいことだ。
「知ってる。」
すでに尖っていた乳觜の先端をきゅっとつまむ。
「や、…あんっ…ホントに、いじわるです…」
「うん。僕の本性なのかも。こんな姿見せるのは、真奈だけだよ。真奈をすごく大事にしたい。でも、ベッドでは啼かせて、ぐちゃぐちゃにしたい。だから、真奈も感じていい。そうしてくれたら、嬉しい。僕にしか見せない姿を見せてよ。」
「…あ、もぅ…」
「ねえ、さっき、気持ち良かった?」
「は…い…」
「すっごく、イってた。もっと、すごく乱れさせたい。」
そういうと、貴志は浴衣の合わせを大きく開いた。
「…や…」
真奈が顔を両手で覆ってしまう。
「真奈、今言ったでしょ。顔、見せて。」
「でも、ホントに、ホントに恥ずかしくて…。」
「その姿が見たいんでしょ。」
「うぅ…。」
あー、目ぇうるうるにさせちゃって。本当に可愛い。
しかし、ここで容赦する気は一切ない、貴志である。
「真奈、足開こうか?」
そう言って、にっこり笑う。
真奈も一瞬笑顔に釣られたようだが、すぐに我に返り、泣きそうな表情だ。
「止める?ここで。」
真奈は両手で顔を覆いながらも、いやいやしている。
「大丈夫。まだしない。少しだけ、開いて…。」
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