7.僕にしか見せない姿を見せて

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感じやすいのは、いいことだ。 「知ってる。」 すでに尖っていた乳觜の先端をきゅっとつまむ。 「や、…あんっ…ホントに、いじわるです…」 「うん。僕の本性なのかも。こんな姿見せるのは、真奈だけだよ。真奈をすごく大事にしたい。でも、ベッドでは啼かせて、ぐちゃぐちゃにしたい。だから、真奈も感じていい。そうしてくれたら、嬉しい。僕にしか見せない姿を見せてよ。」 「…あ、もぅ…」 「ねえ、さっき、気持ち良かった?」 「は…い…」 「すっごく、イってた。もっと、すごく乱れさせたい。」 そういうと、貴志は浴衣の合わせを大きく開いた。 「…や…」 真奈が顔を両手で覆ってしまう。 「真奈、今言ったでしょ。顔、見せて。」 「でも、ホントに、ホントに恥ずかしくて…。」 「その姿が見たいんでしょ。」 「うぅ…。」 あー、目ぇうるうるにさせちゃって。本当に可愛い。 しかし、ここで容赦する気は一切ない、貴志である。 「真奈、足開こうか?」 そう言って、にっこり笑う。 真奈も一瞬笑顔に釣られたようだが、すぐに我に返り、泣きそうな表情だ。 「止める?ここで。」 真奈は両手で顔を覆いながらも、いやいやしている。 「大丈夫。まだしない。少しだけ、開いて…。」     
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