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おず…と足を開くその姿は、逆にそそるのだが。
軽く開いたところで、貴志は膝を持って閉じないよう、さらに開き、片足を入れた。
そこで自分も帯を解いて、浴衣を脱ぐ。
シャツとパンツのように、脱ぐ間に間が開かないのが、浴衣のいいところだなと思った。
膝から、太ももにかけて撫で上げると、真奈から熱いため息が洩れる。
「真奈、キスしよ?」
そうすると、真奈の顔から両手が離れた。
少しずつディープなキスにも慣れてきたようで、ちゃんと応えてくる様子が微笑ましい。
両手を貴志の背に回して、身体をぴったり密着させてくる。
貴志は、ブラジャーのホックを外した。
直に手を触れると、真奈の身体は少ししっとりしている。
緊張もあるのだろう。
「…んっ…」
小さい声は、明らかな喘ぎで。
「たまんないよ、真奈。すごく、いい。」
胸をふんわり揉むと、身体が小さくぴくんと跳ねる。尖っていた先端を緩く摘んだ。
「あ!…は、あんっ…」
多分、思ったより鋭い感覚だったはずだ。思わず、と言った感じで声が上がる。
「こうしたら、もっと、気持ちいいから。」
貴志が、先端を舐めると真奈の身体がびくんとする。
「ん、…ぅ、やあ…」
「うん。びっくりした?じゃあ、嫌かどうか、確認しようか。」
「…や、…そんな、ことっ…言わないで…」
「いやとか、言うからでしょ。ねえ、真奈、いいって言って。気持ちいいって。良かったら、恥ずかしいとか、嫌じゃなくて、いい、って言ってよ。これから、どんどんふたりで、気持ち良く、なろう。」
「は…い…」
貴志はつん、と立ち上がっているそこを、舌でざらりと舐める。
「あ…!っ…い…」
「素直だね。」
そう言って、貴志はブラジャーを完全に外した。
真奈の表情を見ながら、丹念に舐める。
尖っているそこは、舌で転がすと、更に真奈がびくん、とするので、何度も舐めたり、突いたりする。
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