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ぐっと腰を押し付けてぎりぎりまで抜くと、ぐちゅと音がした。
「あ、...」
「中がグチャグチャだからね、すごく気持ちいいよ。」
中でいいところに掠ったのか、あ、っあ、と真奈の声が上擦った。ここだな、と思われるところを中で擦る。
「貴志さん…そこ、ダメです…変に、なっちゃう…!」
「いいね。なってよ。」
貴志も自分の息が上がってきているのを感じた。
「言ったでしょ。乱れて、見せてよ。」
「あっ、ぁあ…やっ……やぁあんっ…」
ぎゅうっと背中に指を立てられ、中も締まる。
持っていかれるまま、貴志もそのまま自分の快感を解放した。
翌日、ふと貴志が目を覚ますと、真奈が腕の中ですやすや寝ている。
ぎゅっと抱き締めたら、寝ぼけながら抱きついてきた。
どこまでしたら、気付くだろうか、という純粋な…いや、かなり不純な気持ちで乳首を摘んでみる。
「…ん、ぅっ…」
声が漏れているが、少し迷惑そうな表情なのが面白い。
また、抱き込むと幸せそうな、顔になる。
大好きと言ってくれたけれど、貴志もこんなに可愛いと思ったり、一緒にいたいと感じたり、守りたいと思う存在は初めてだ。
とても悪戯したい思いにかられたが、今回はやめておく。
まだまだ、機会はあるだろうから。
明るいところでしたら、また、恥ずかしがるだろうな、と思うとその日が楽しみでしようがない、貴志だった。
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