番外3:葵ちゃんのにのにぶんのに

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「寺崎さんが凄くて。僕もいろいろ勉強になりました。成嶋部長のメンバーって、ホントにすごいですよね。」 そうか…そうやって思われるのか…。 では、尚更、炯さんの顔を潰さないようにしなきゃね。 「よしっ!私も手伝います!寺崎さん、次は何しますか?私、分からないので、指示頂けると助かります!」 「はい。セミナー用と書かれた箱にボールペンとか、ラインマーカーが入っているので、各椅子ごとにセットして頂いていいですか?」 「はい!」 ボールペンには信託の銀行名、ラインマーカーには銀行名が入っている。 それぞれから粗品を出させたものらしい。 葵が、ペン類を並べていると、榊原と炯が後から入ってきた。 「あ、成嶋部長、資料の確認と、式次第、見ていただいていいですか?よろしければ、これでコピーしま す。」 と、寺崎がノートパソコンを見てもらっている。 「時間割も大丈夫だな?」 「はい。配分は再度よく確認していただいていいですか?あと、資料も間違いないか、確認して下さい。」 「うん。いいよ。よく出来てる。支店長には挨拶はお願いしてあるか?」 「メールではご依頼してありますが、今日はまだです。」 「ん、分かった。じゃ、オレから再度依頼しておくよ。こっちは任せていいか?」 「はい。」     
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