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<PEEEeeePOOOoooPEEEeeePOOOooo>
パトカーと救急車のサイレンが聞こえ、我に返る。
「何だよコレッ!?」
左手のナイフを捨てようとしたが、指が開かない。
「やばい‥‥逃げないと」
ナイフを隠すように懐に仕舞うと、手が離せた。
店を出て、慌ててチャリに乗って漕ぎ出す。
周囲の人間が悲鳴を上げ、慌てて道を空ける。
僕は今、返り血に染まっている‥‥逃げても掴まるのは時間の問題だ。
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