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大翔とアヤナが深い溜息を吐き、嵐達はお昼ご飯を食べ終わった。
皆「ごちそうさまでした!」
結愛「そういえばお父さん」
嵐「んー?」
結愛「私のお弁当、どうだった?」
嵐「すっげー美味かったぞw」
結愛「100点満点中で何点?」
嵐「45点?」
結愛「うっ、低い…」
嵐「野菜が多すぎるんだよなー。年頃の女の子だし、そういうのが気になるのは分かるけど、肉もしっかり食ってタンパク質も摂取しないと体力が付かないぞ?後、昔から言ってるけど魚もちゃんと食べなさい。何で捌くのは平気なのに食うのはダメなんだよw普通は逆だろwww」
結愛「捌く時は血の臭いだから平気だけど、食べると生臭さが口に広がるんだもん…脂が重くて胸焼けしてくるし…。命に文句言うなって思うだろうけど、本当に魚だけは……。お父さんが調理したのは食べれるんだけどね」
嵐「また今度、1から魚の捌き方を教えてやるよ。ちゃんと自分で調理して食えるようにならないとな」
結愛「ぅん!頑張る!」
カヤ「ところで嵐様?」
嵐「ん?」
カヤ「なぜ皆様をお呼びしましたの?」
嵐「あぁ、それね。俺ももう歳だし、1人で全校生徒の戦闘能力や魔法を見るのはキツいから、それぞれの属性を極めたプロの方々を特別講師としてお呼びしたわけですよw昔は色々と教えたりもしたけど、今はもうそれぞれの属性で勝負したら勝てねぇし、教えるにはもってこいの人材だろ?w」
カヤ「なるほど。炎帝のフレイ様、水帝のアリナ様、雷帝のランポ様、土帝のブラン様、風帝のフウ様、光帝のクリナ様、そして闇属性が得意で特殊属性にも長けている嵐様……確かに、これ以上にない講師ですわね」
嵐「最初はこの中の何人かが来れば良いなーって思って連絡したんだけど、何だかんだで皆集まってさw太陽は予想外だったけどwww」
太陽「だってフウちゃんが、皆も来るかもって言うからさー?僕だってたまには外に出たいしー?」
大翔「自分の立場を弁えて外出先を選んでくれよ…。何でよりにもよって貴族が多く集まる学園なんかに来たのさ」
太陽「あぁ、その辺は大丈夫だよ。授業の時はこれ着るから」
そう言うと、ボックスを開いて白地に金のラインが入ったローブを取り出す。
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