巻き込まれた…のか？すりー

～サバイバル演習～

そして２人が木に到着した時、根元の所に５人ほど他チームの生徒が居てぐっすり寝ていたが、２人は何の話し合いも、合図も無しで無言でペンダントを砕いて学園に送り返したのは、採点をしている嵐とカヤだけが知るお話www

嵐｢何の合図も無く無言でペンダント砕くとかw｣

ｶﾔ｢流石は嵐様のお子様ですわね(笑)アルさんも短い間に人として逞しくなられて。…男性としての自信は無くしたようですが(笑)｣

嵐｢それなwにしても、あの結愛が出会って１ヶ月くらいの奴にあそこまで心を開くなんてなー。スキンシップが少し過激な気もするが…後でアルを始末しとこうかな…｣

ｶﾔ｢ら ん さ ま ？｣

嵐｢じょ、冗談っすよー｣

ｶﾔ｢よっぽどの緊急事態でもない限り、次に結愛さんや他の生徒の前に出ていったら、私の仕事と生徒会長、大翔さんのお仕事を全て嵐様にやっていただき、学園内でのクリナ様と結愛さんとの時間を無くさせていただきますわよ。仕事が終わるまで職員室か生徒会室から出る事も禁じます。クリナ様と結愛さんが嵐様の居る所に入室する事も禁じます。お昼も１人で食べてくださいまし。仕事が全て終わるまで残業もしていただきますわ｣

嵐｢絶対に緊急事態以外は生徒の前には出ません｣

ｶﾔ｢それなら良いですわ｣

嵐｢つーかお前、休まなくて大丈夫か？俺は結愛の応援でまだまだ元気だけど｣

ｶﾔ｢私を休ませてその間に…｣

嵐｢違ぇよw明日もあるし、結愛は日が昇るまでは起きないだろうから、お前も少し休んどけよ。なんかあれば自分で気付けるくらいの実力はあんだろ？｣

ｶﾔ｢分かりましたわ。お言葉に甘えさせていただきます。もし寝てる時に嵐様の気配が不自然に消えたり遠ざかれば直ぐに分かりますわよ？｣

嵐｢お手洗いの時は半径30m以内で済ませるって事で｣

ｶﾔ｢分かりましたわ。ではおやすみなさいませ。………ｽﾔｽﾔ…ｽﾔｽﾔ………｣

嵐｢さぁてと、俺は愛娘の可愛い寝顔でも見てますかね。クッソ、アルの奴あんなに近くで寝やがって…お父さんは許しませんよ！w｣

ｶﾔ｢うるさいですわ。黙ってくださいまし｣

嵐｢はい、すみません｣

それから50mほど離れた所で寝てる結愛とアルを見ながら長い夜を過ごした嵐。