~日常~

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翌日、学園 ガラガラッ 結愛「おはよ、アル」 アル「おはよう、結愛!」 結愛「………」ジーッ アル「な、なに?僕の顔に何か付いてる?」 結愛「…目と鼻と口が付いてる(笑)」 アル「誰にでも付いてるよ!?」 結愛「ごめんごめん(笑)なんでもないわ(笑)」 アル「そう?昨日、遥さんに言われた事で悩んでたみたいだし、大丈夫かな?って思ってたんだけど」 結愛「大丈夫よ。ナニルさんに色々と教えてもらったしね」 アル「そっか。なら良かった!」 昨日の事で心配していたが、いつも通りの結愛を見て安心したアル。 それからHRの時間までのんびりと雑談をしながら過ごして、授業を開始する。 一限目の授業は実技授業で、闘技場に移動して授業を始める。 嵐「んじゃ授業を始めるぞー。この前の授業で特別講師として帝の連中が来てくれたが、今回も特別講師に来てもらったぞー」 担当教員である嵐がそう言うと、生徒達は「誰だろう?」と少し期待したように騒ぐ。 カヤ「次から次へと、よくもまぁそんなに人を呼べるものですわ…」 嵐「だって俺だもんw」 カヤ「で、今回は誰をお呼びしたんですの?」 嵐「今回は近接戦闘が得意な奴を3人。このクラスは近接戦闘が得意な奴が少ないし、今回の授業ではその辺を鍛えていこうと思う。じゃあ特別講師の方々どうぞー」 気の抜けるような軽い感じで言うと、闘技場の出入口から見覚えのある黄色いローブと、薄紫の普通のローブを纏った2人と、素顔を晒してる少し厳つい嵐と同年代くらいの男が1人、闘技場の舞台に上がった。 嵐「この3人が今回の特別講師だ。1人は知ってるよな?雷帝だ」 ランポ「今回もよろしくね!」 生徒達「よろしくお願いします!」 嵐「もう1人の薄紫ローブは、SSSランカー最強って呼ばれてる『無の体極』だ。アルと同じ、無属性しか持たない奴だが、それでも体術を極めてSSSランクにまでなった奴だ」 ミルティ「極めたなんてとんでもないですよ!私なんてまだまだです!あ、皆よろしくね!」 生徒達「よろしくお願いします!」 嵐「んで最後に、この厳ついオッサンだが…コイツはどうでもいいや」 「おい!?ちゃんと紹介しろよ!」
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