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雅が悩んだ末に出した結論を聞いて、2人はホッと一息つく。
雅「つーかさ、今さっきふと思ったんだけど、何でお前らは公には発表されてない情報をそんなに知ってるわけ?いくら葵との関わりがあろうが、嵐坊が情報通だろうが、そんな情報は超が付く程の国家機密だろうし、簡単には知れなくね?」
嵐「それに関しては太陽の家に行った方が口で説明するより早いと思います」
太陽「え…行くの?」
嵐「論より証拠って言うだろ?さっきみたいに信じてもらえないかもだしwそれに寝床はどうすんだよw」
太陽「遥さんの所とかで良いじゃん!タダで泊めてくれるだろうしご飯も食べさせてもらえるよ!」
雅「いや、流石に後輩に世話になるのは…」
太陽「でも歳は上だよ!?」
雅「そりゃそうだけど…後輩と弟だったら弟の方が頼みやすいし。お前も嵐坊と前一緒に地球に来たサーニャちゃんだっけ?あの子とどっちかに頼み事するなら嵐坊の方が頼みやすいだろ?」
太陽「うっ…確かに…」
雅「そういう事だ」
太陽「………わかった、お兄ちゃんの事は僕が面倒見るよ。その代わり、1つだけ言っとくよ?」
雅「ん?」
太陽「絶対に遠慮はしないで。ちょっとでも遠慮したらすぐ遥さんの所に行ってもらうからね?」
雅「弟の所で遠慮なんかしねぇよ(笑)まぁ、家事とかで気を使ったりはするだろうし、ずっとお前に負担はさせたくねぇし、仕事はなるべく早く見つけるからよ」
嵐「まぁ、そういう細かい話は向こう行ってからって事で、とりあえず太陽の家に行きましょう?www」
雅「何で面白がってんだ?」
太陽「論より証拠、行けば分かる」
嵐「そういう事ですw行きましょ行きましょwww」
そう言ってずっとニヤニヤしながらゲートを繋げる嵐。
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