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ズズッ…
嵐、遥、雅「ホッ…」
雅「そういえば、嵐坊達の話聞かしてくれよ。この世界で今まで何をしてきたのかとかさ」
嵐「そんな大したことしてないですよ。この世界に来て色んな奴と会って、あれやこれやとやってる内に40手前のオッサンになりました」
雅「そのあれやこれやの所が聞きてぇんですが」
嵐「その辺は太陽とかにでも聞いてくださいw」
雅「何で話したくねぇんだよ(笑)」
遥「色々やってきたから話すと長くなるし、嵐くんは面倒くさがるわよね(笑)」
嵐「それもあるけど、自分の昔話なんて恥ずかしくてしてられんわw」
雅「じゃあ嵐坊の周りの奴の事聞かせてくれよ。 一匹狼って言葉がピッタリのあの嵐坊の周りにどんな仲間が居るのか気になる」
嵐「まぁそれなら良いっすよ。太陽はもちろんの事、クリナやランポの事はいいっすよね?」
雅「クリナちゃんの事は気になるな。そこで名前が出るって事はあれから変わらずなんだろうけど」
嵐「学園を卒業して少ししてから結婚して、娘が1人の3人家族で幸せにやってますよ」
雅「さらっと父親になってる事暴露したな!」
嵐「いや、でも雅さんはクリナと俺達の娘に会っててもおかしくないんですけど」
雅「はぁ?……あ、もしかして俺が居た森にも居たのか?なんか見覚えのある女が2人居たわ。1人はちっと老けてたけどクリナちゃんに似てんなーって思って、もう1人は全体的な顔立ちはクリナちゃんに似てるけど、目付きの悪さだけは嵐坊に似てんなーって思った」
嵐「それですねwってかクリナ老けてないですから!昔から変わらないですから!」
遥「毎日一緒に居れば変わんないように見えるでしょうよ」
嵐「そういうもんなの?確かに遥さんと久々に会った時は少し老けたと思ったけど」
遥「うっさいわよ!ってなそんな事はいちいち言わなくて良いのよ!」
嵐「さーせんw」
雅「まぁ遥の事は良いとして、ランポくんも結婚したのか?」
嵐「はい。貴族の女と結婚して、ランポにも子供が居ますよ。ってか太陽も結婚してますし、子供が居ます」
雅「ブブッ!マジで!?相手は!?」
嵐「王族直下の貴族の娘で、その家の当主でありながら王妃でもある奴っすね」
雅「おうぞくちょっか、ってなんだ?王妃は分かるけど」
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