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結愛「まぁその辺はなるようになるでしょ。それよりも今はTRを優先しちゃお?」
嵐「うわー、サラッと流したよこの子w」
クリナ「お父さんのフラグ建築士としての実力を知らないのね…」
結愛「そんな大事!?」
嵐「かなり大事ですなwまぁ、建って強化されたフラグを脆くする為に魔力封印のオンオフも入れとくか」
結愛「そうなったらアルの出番ね!」
嵐「ミルやランポにも鍛えられてるし、その実力を見せてもらおうかw」
アル「が、頑張ります…」
嵐「んじゃパパッとやりますかね」
そう言って魔力を練り上げて魔法陣を構築していく。
アル「凄い…古代語を使った複雑で高度な魔法陣を一切の迷いなく構築してる…」
クリナ「私達にとっては理解不能な古代語ですが、嵐にとっては故郷の文字ですからね」
アル「僕も少し教わったんですけど、本当に理解不能だったんですよね。結愛は?」
結愛「少しなら扱えるわよ?お父さんに、「お父さんの世界なら初等部の低学年の時に習う程度だけどw」ってバカにされて腹立って覚えた」
クリナ「それでもその文字を組み込んだ魔法陣は普通の魔法陣の何倍も強力になる」
結愛「でもお父さんが言うには、文字に込められた意味を深く理解すれば更に強力になるらしいし、その文字を言葉にするだけで発動できるらしいよ?何だっけ、なんか変な呼び方してたんだよなー……こ、こ…」
アル「ことだま?」
結愛「それ!…って、何で知ってるの?」
アル「僕も嵐先生に教わったんだ。古代語の授業で担当の先生が古代語にはとてつもない力が秘められてるって言うから、力の事なら嵐先生に聞いてみようと思って聞いたら古代語の授業が始まって、古代語を極めるとことだまっていう力も使えるようになるって教わったんだ。古代語そのものは理解不能だったけど、話だけは覚えてる!(笑)」
自慢げに話だけは覚えてると言ったとほぼ同時に嵐が魔法陣を組み終わり、嵐が会話に入ってくる。
嵐「話を覚えてるのはいい事だが、それを理解できるように古代語の勉強を頑張れよ?結愛だって、お父さんと違ってまともな頭持ってんだからもう少し古代語の勉強をしろ」
結愛「まともな頭って、お父さんの方が頭良いじゃん」
嵐「魔法とか戦闘に関する事ならそこらの奴に負ける気はしないが、頭の良さならそこまで強気にはなれねぇなw古代語だって太陽と勝負したら100%負ける気しかしねぇしw言葉の意味を知ってても理解してるかって言われると微妙だしなw」
クリナ「でも化学技術を魔法に応用したりしてるよね?」
嵐「あれも何をしたらそういう現象が起こるのか知ってるだけで、何がどうなってそうなるのかはまったく理解しとらんよ?w」
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