〜実戦〜

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ギルド・ペガサス マスタールーム 遥「で、どうだったの?初依頼は」 太陽「凶暴化したダークウルフ132匹を1人で倒せましたよ」 雅「太陽のサポート有りで、だけどな」 遥「って事はまだしばらく1人での依頼受注は禁止ですね」 雅「だなー。太陽が居なけりゃ運が良くて大怪我、最悪死んでたわけだし、1人で生き抜く自信無ぇわ」 太陽「今回は数が多かったっていうのもあると思うけどね。でもまぁ、Cランクまでなら許可するよ。初等部の子でも出来るような依頼だしね」 雅「実戦だとそのレベルって事ね。まぁ地道に実戦に慣れてくしかねぇか」 遥「実戦の空気は特訓じゃ味わえないですからね。出来る限り近い環境は作れますけど」 雅「太陽と結愛ちゃん相手にさんざんやったよ(笑)殺気浴びせられてチビるかと思ったぜ」 遥「太陽くんならまだ良い方ですよ。嵐くんを相手にしたらチビるどころか本気で死を覚悟しますから」 雅「そんなに?」 太陽「僕と嵐とじゃ戦いに対する覚悟が違うからね。嵐の殺気は僕の何百倍も重いよ」 遥「そんな人と張り合うなんて、やっぱ人間卒業してるわよねー(笑)」 太陽「10割いってみます?」 遥「調子に乗ってすみませんでしたぁ!」 雅「ハハハッ(笑)流石の遥も太陽には敵わないか(笑)」 遥「基本スペックが違いすぎますもん!」 太陽「遥さんは僕と違って遠中の後方支援がメインの戦い方ですからね。ガンガン攻め込んでく僕とは相性が悪いと思いますよ」 遥「太陽くんは剣の近接も魔法も器用にこなすじゃない」 太陽「それが僕の戦闘スタイルですからね。僕なんかよりよっぽど脳筋スタイルな人も居るじゃないですか」 遥「そういえば身1つで単騎特攻して楽しそうにしてる戦闘狂が居たわ…」 太陽「その戦闘狂に何十年と振られ続けても諦めない物好きが僕の目の前に居るんですけど(笑)」 遥「私自身、よく諦めないなーって思うわ(笑)」 太陽「え、いまだに本気なんですか?もう半分ネタとか挨拶くらいの感じだと思ってたんですけど」 遥「んなわけないじゃない(笑)私も挨拶代わりに言ってるだけよ(笑)でもたまに真剣で真面目な嵐くん見ると持ってかれそうになる時もあるかな?(笑)」 太陽「じゃあいまだに本気でアプローチしてるのは1人だけか…」 遥「一途よね(笑)」 太陽「そこまで思ってくれてるならもう一人くらい嫁に貰っても良いと思うんですけどね(笑)」 遥「ないない(笑)あの嵐くんがクリナちゃん以外の人と結婚とかありえない(笑)」 雅「アイツ、こっちだとそんなにモテんのな(笑)」 太陽「世界を救った英雄っていうのを抜きにしてもモテる方だと思うよ?」
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