〜実戦〜

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太陽「とりあえず皆が来るまでお茶でも飲みなよ。自分で気付いてるか分からないけど、かなり顔色が悪いよ?」 嵐「この数日、ろくに寝てねぇからな。朝だけはTRで少し寝て回復してたけど」 太陽「またそんな無茶して。怒られるよ?」 嵐「かもな。けど調べれば調べる程に問題事が出てきて休む暇が無かったんだよ。ナニル1人じゃ限界があったから俺も久々に裏の情報にまで手出ししたし」 太陽「まったく…。嵐の事は心配だけど、事が事だし僕は情報源を気にしないけど、あんまり家族に心配かけちゃダメだよ?」 嵐「今回はマジで、尻尾を掴むどころか影すらも見えなくて裏しか無かったんだ。それでも2人がかりでやっとだけどな。まぁ俺が裏に手出しするのは今回限りだ」 太陽「それなら良いけど。はい、緑茶。自分で入れた時程の味は期待しないでね」 嵐「サンキュー。(ズズッ)ホッ…」 太陽「あと蒸しタオルね。少し目に当てて休みなよ」 嵐「何から何まで悪いなw」 太陽「そんな状態で光帝様に会わせたら先に会ってた僕が何を言われるか…(笑)」 椅子に座って太陽に貰った蒸しタオルを目に被せて嵐だったが、太陽の一言ですぐに蒸しタオルを取る。 嵐「俺の心配じゃなくてテメェの心配かよ!w」 太陽「当たり前でしょ!?(笑)」 嵐「プッ…wガキの頃はクリナに怒られたくなくて2人でこうやって色々と隠蔽工作してたなwww」 太陽「バレたらバレたでどうやって謝ろうとか話してたね(笑)」 嵐「…久々にあの頃みてぇに全力で突っ走るか」 太陽「…そうだね。今の僕達は2人じゃない。一緒に隣を走ってくれる人がたくさん居る」 嵐「…皆で全力疾走したら瞬殺だなwww」 太陽「そうだね(笑)サクッと片付けて祝勝会でもやって、嵐の伝説的な演説をもう一回聞かせてよ(笑)」 嵐「あんなん二度とやんねぇよw次は国王であるお前の番だろw」 そんな談笑をしながら皆が集まるのを待った2人。
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