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それから数十分後。
全員が連携をとって嵐にかすり傷を与えながら彩乃も攻撃をして止血不可の傷を増やしていき、大量出血でフラっとした嵐の隙を突いて全員で一斉攻撃をして嵐が倒されて模擬試合は終了した。
クリナ「明日は大事な日なのになんでここまでやるかな」
嵐「皆が強くなったから楽しくてなwけど、この様子なら明日は問題無さそうだなw」
太陽「問題大ありだよ」
嵐「どした?」
太陽「お兄ちゃんの事なんだけど、人型黒狼竜の状態で特訓してた?」
嵐「俺の特訓も兼ねてたからな、そりゃそうだろ」
太陽「その状態の5割で勝ったり負けたりって、今の皆と同等かそれ以上に強くない?」
嵐「んー…個人で見れば余裕じゃね?ついでに言うと結愛も一緒だったから雅さんと同レベルだぞ」
雅「ちょっと待て、それは聞いてねぇぞ?特訓して少し強くなれたから力の制御を覚えながら教えてくれてたんでねぇの?」
嵐「俺がそんな半端に鍛えるわけないじゃないっすかwww戦場に立とうって覚悟があるなら本気で鍛えますよwww」
雅「って事は結愛ちゃんも…?」
嵐「そのつもりです。本人は言いはしないけどアイツもその気で鍛えてましたからね。本人はそれだけの力が付いてるってのを知らないでしょうけどw」
雅「俺だって知らなかったんだからそうだろうな」
嵐「あ、ついでにフレイに頼みあんだけど」
フレイ「俺に頼み事なんて珍しいな。なんだ?」
嵐「後で結愛連れてくるから闇帝の試験やってくれ」
フレイ「マジで?」
嵐「あぁ。これは試験は俺が決めた事じゃなくて、本人が言ってる事だ。結愛自身は事が落ち着いたら試験を受けるって言ってたけど戦場に立つならそれなりの肩書きが必要だしな」
フレイ「本人がやる気なら俺はいつでも受けて立つぜ?」
嵐「じゃあ頼むわ」
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