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嵐「まぁ何にせよ、皆から見た結愛はどうだ?」
ブラン「俺は問題ないと思う。実力はもちろん、相手の力量を十分に測れてる。引く時は引いてるし、無理に守る必要は無さそうだ」
ランポ「僕も同意見かなー。攻撃も守りもバッチリだし、今の結愛なら誰と組んでも合わせられるんじゃないかな」
フウ「周りも……見れてるし…サポートの邪魔は…しないだろうね…」
アリナ「私も問題ないわ」
クリナ「母親としては心配だけど、帝の立場で見れば心強い仲間になると思う」
嵐「全会一致、決まりだな」
太陽「そうだね。皆が認めた結愛ちゃんをXランク、闇帝に任命する」
嵐「よし、これで中途半端なランクの依頼が溜まったら結愛に押し付けられる」
太陽「パパ嫌いって言われるよ?(笑)」
嵐「特訓だ、実戦経験積んでこいって言うw」
クリナ「そんな事を私が許すとでも?」
嵐「もちろん冗談ですw営業妨害って言われない程度には働きますよw」
クリナ「どうだか」ジトーッ
嵐「そんな目で見ないで!僕のライフはもうゼロよ!」
クリナ「はいはい」
嵐「冷たっ!」
クリナ「泣いても良いよ?(笑)」
嵐「泣かねぇしw」
クリナ「つまんないのー」
嵐「っと、話してる間に決着がつきそうだな」
嵐side out
結愛side
結愛「フレイさん、本気出して良いんですよ?あんまり手を抜かれるとやる気が削がれます」
フレイ「闇属性だけなら既に本気だよ!これ以上ってなったら炎属性使うぞ!?」
結愛「…冗談ですよね?」
フレイ「俺がそんな冗談言うと思うか!?」
結愛「思いません。頭使って戦うタイプじゃないですもん。え、じゃあ本当に本気なんですか?」
フレイ「そうだよ!クッソー、勝ち負けはどうでもいい試験だけどここまで差があると、悔しいけど認めざるを得ねぇな…」
結愛「つまり?」
フレイ「俺はお前を、結愛を新たな闇帝として認めるって事だよ。どこぞの人外を除けばこの国に結愛以上の闇属性の使い手は居ないだろうよ」
結愛「帝試験ってこんなにあっさり終わるものなんですか?」
フレイ「俺達の時もこんなんだったぞ?全員が前任者を瞬殺したってのもあるけどな」
結愛「そうなんですか…。じゃあ私は闇帝ですか…」
フレイ「何か微妙な顔してんな」
結愛「あっさり終わりすぎて実感が湧かないんです」
フレイ「明日になりゃ嫌でも実感すんだろ?とりあえず国王陛下からローブ貰ってこいよ」
結愛「明日?」
フレイ「帝の1人なんだから一緒にカチコミ行くに決まってんだろ?」
結愛「なるほど……えぇ!?私も前線に出させてもらえるんですか!?」
フレイ「それだけの力は付けさせたって嵐が言ってたし、それを確かめる為に試験したようなもんだからな」
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