~対面~

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負けたことが悔しいのか、頭をガシガシ掻きながら皆の方を見るフレイ。 フレイ「つーか、皆も結愛の事は認めたろ?」 フレイがそう言うと皆は大きく頷いた。 そして太陽と嵐が結愛に近寄ってきて、太陽は結愛の目の前で黒いローブ、闇帝のローブを創造した。 太陽「皆と同じ、魔改造しまくったローブだよ。闇帝の就任おめでとう」 結愛「あ、ありがとうございます」 嵐「よーし、新闇帝に挑戦でもしてみっかなー」 結愛「瞬殺される未来しか見えないんですけど」 嵐「いつの間に未来予知を習得した!?ミルみたいな魔眼か!?」 結愛「何をどう考えても勝てる要素が無い。他の皆にはそれぞれの属性で負けても、お父さんの得意属性は闇だし、魔法も近接戦闘も勝てる気がしない」 嵐「たまには「今ならお父さんに勝てる!帝になったし!」って調子に乗ってみたら?www」 結愛「そんな慢心する気持ちをミジンコ程度でも持とうものならそれをことごとく潰して来たのはどこの誰ですか?」 嵐「お父さんですねwでもまぁ、なんて言うか…」 いつものヘラっとした表情から、急に真剣な表情で皆の事を見る嵐。 太陽「急に真面目な顔してどうしたの?」 嵐が真剣なのかふざけてるのか、それを確かめるように太陽が聞く。 嵐「これでようやくお前等と本気の殺し合いが出来るよ」
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