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嵐「そりゃあもう、本当に酷かった。挙句の果てにはお母さんに惚れて、お父さんから奪おうとしてたからな」
結愛「それは本当に最低最悪のクズね」
クリナ「結愛!女の子がそんな事を言っちゃダメ!」
結愛「だってお父さんからお母さんを取ったら暴れ狂うわよ!?セントが更地になるわよ!?」
ルシファー「セントだけで済めば被害は少ない方だよ!下手したら世界滅亡の危機だからな!?」
嵐「危機じゃなくて確実に滅亡する。っていうかさせる。クリナが隣に居てくれない世界なんて無くなれば良い……ハハハハ…」
結愛「ほら!お父さんにそんな事をさせようとしてる人は死んだ方が世のためよ!」
嵐「とまぁ、冗談はこれくらいにして。とりあえず結愛は、いくら俺の子でも、女の子なんだからクズとか汚い言葉はあんまり使うなよ?」
結愛「はーい」
嵐「よろしい。んで、アイツの魂が輪廻すっ飛ばしてリスクラに来て、それがどうしたんだ?結愛の無斬の能力には関係無さそうだけど」
ルシファー「魔神であるシリアを殺した後、アイツを地球に帰したろ?」
嵐「あぁ。その方が面白そうだったからな」
ルシファー「お前が予想した通り、アイツは傷害致死でパクられて少年院に行った」
嵐「おぉ、予想通りすぎると面白さ半減だな」
ルシファー「その後、少年院でも問題ばかり起こして、人間性が欠けてるって言われて、親にも見放されて精神病院に入院した」
嵐「クソワロwww」
クリナ「ざまあみろです」
結愛「お母さんまで…。本当に酷い人だったのね」
ルシファー「んで、病院の飯もろくに食わず、点滴で栄養を補ったりしてたが、そんな物が長く続くわけもなく、リスクラで数えて15年くらい前に衰弱死した。……嵐、お前への復讐を誓いながらな」
嵐「……だろうな」
結愛「復讐!?なんで!?」
クリナ「なんで嵐は納得してるの!?」
嵐「アイツは綺麗事が大好きで、自分に都合のいい事しか信じない最低最悪のクズ野郎だからだ。自分に都合の悪い事は全て人のせいにする奴だったろ、アイツ」
クリナ「でも、だからってなんで嵐に復讐なんか!嵐はあの人にとって都合のいい事しかしてないじゃない!」
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