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嵐「いやいや、太陽は呼んでねぇよ?つかアイツ国王陛下だろ。こんな所に来んなよ。バカだろ。グランビさんのこと言えねぇじゃん。つーか国王陛下が学園なんなかに来たら大騒ぎだろ。やっぱバカだわ」
フウ「太陽だって……皆に…会いたがってた…」
ランポ「国王になってからは、生誕祭の時くらいしか会う時がないからね。その時も挨拶回りとかで話す時間はほとんど無いし」
フレイ「それもあって少し早く来たんだよ」
ブラン「授業には帝として出るし、仲間と話をするのに堅苦しい、色とりどりのローブは邪魔だろ?」
ランポ「昔を懐かしんで屋上に来てみたら、クリナが1人で抱え込もうとするなとかってアニィに言ってて、思わず変わらないねって言っちゃった(笑)」
フレイ「何か問題事なら俺達も力貸すぜ?昔みてぇなガキじゃねぇし、今ならちゃんと力になれる。大きな争いなら家の兵も動かせる」
ランポ「僕も、アニィの為って言えばミーネの力を借りられるよ?」
ブラン「家も嵐の為なら兵を動すぞ」
フウ「太陽が言えば…国も動かせる……!」
嵐「そんなに大した事じゃねぇよ!?王族とか王族直下の貴族が動く程の事じゃないからね!?つーか俺何かの為にそこまでするなし!」
ランポ「じゃあ何があったの?アニィが1人で抱え込むとか言うと、また何かあるとしか思えないんだけど」
嵐「だから大した事じゃねぇって。昔の不始末が今になって分かったから、それを片付けようとしてるだけだ」
ブラン「昔の不始末?戦争の時の事か?」
フレイ「戦争そのものは先代の陛下と親父達がしっかり片付けたし、その他で思い当たる事って言えば………あー、あれか?勇者擬き」
ブラン「いや、勇者擬きは元の世界に帰しただろ」
フウ「でも…勇者擬きの他に…無くない……?」
ランポ「アニィが何かを中途半端に投げ出す事は無いし、不始末が出てくるとしたら勇者擬きの事くらいだよね」
結愛「皆さんも名前呼びじゃなくて勇者擬きって呼ぶんですね…」
4人「……名前なんだったっけ(…)?」
ルシファー「お前らwwwアイツの本名は、幸也=神崎だよw」
ランポ「あー、そうそう」
フレイ「そんな名前だったわー」
ブラン「初めて聞いたような気もするが」
フウ「でもまぁ……」
4人「勇者擬きは(……)勇者擬き(…)」
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