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ランポ「それでアニィ、勇者擬き関係でなんかあったの?」
嵐「まぁな」
クリナ「それを、俺の不始末だからって言って自分だけで片付けようとしてるんです」
フウ「それが…嵐だもんね……」
フレイ「お前の気持ちも分からん事も無いけどよ?」
ブラン「クリナの気持ちも考えてやれよ」
ランポ「何なら僕が雷落として炭にしてこようか?それとも砂鉄に振動加えてグチャグチャのミンチにする?」
フレイ「黒炎で灰も残さず焼き尽くしてやろうか?」
ブラン「岩で潰すことも出来るぞ」
フウ「みんな…怖いよ……?(笑)」
ランポ、フレイ、ブラン「アレの話題になったから、つい(笑)」
嵐「とにかく、俺の不始末は俺が片付ける。みんなの出る幕じゃねぇよ。ルシファー、アイツはどこに居る」
ルシファー「いやー、教えるのは構わねぇんだけどよ?」
クリナ「教えないで良いです!まだこっちの話は終わってませんから!」
ルシファー「いきなり行って殺しでもしたら、下手したら国同士の戦争になりかねないんだわ」
皆「……は?」
ルシファー「アイツ、結愛とタメ張るくらいになったって言ったろ?そのせいで、住んでる国で帝にまでなってよ。下手に手出しすると、お偉いさんからどういう事だってなる」
嵐「その辺は太陽に押し付ける」
フウ「ぶち抜くよ?」
嵐「もちろん冗談ですwえー、じゃあどうすんの?何の理由も無しにいきなり決闘なんて申し込んでも、それはそれでどういう事だってなるだろうし、何より決闘なんてしたらクリナに殺される」
結愛「やっぱり私が!」
嵐、クリナ「それは絶対にさせない!」
結愛「うぅ…」
ルシファー「1番手っ取り早いのは、公の場でアイツの本性を剥き出しにさせて、世界中に危険人物だって認識させて処刑する。表向きは王道勇者で通ってるし、本性を知ってるのは所属ギルドのギルド員とギルドマスターくらいだし、アイツの力を恐れて黙ってるから」
嵐「世界中に危険人物だって認識させるって……」
結愛「魔闘祭とかは?それくらいの実力があるなら確実に出場してくるだろうし、そこでお父さんの名前でも何でも出せば本性剥き出しになって、サクッと処刑できない?」
ブラン「確かに世界各国の国王が集まるからな」
ランポ「でも学生しか出れないし、結愛が相手する事にならない?」
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