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ランポ「まぁまぁ強いし、勇者擬きくらい結愛でも余裕じゃない?」
フレイ「いやいや、嵐が自分の娘の手を汚させると思うか?特にアイツの事で」
フウ「確かに…それもある…。けど……結愛に…戦わせないのは……もっと別の…理由がある…」
ブラン「別の理由?」
クリナ「その理由って、何ですか?」
フウ「クリナも…経験したこと……。だよね…?」
嵐「お前には絶対バレると思った」
フウ「えっ…へん……!」Vサイン
ランポ「あー、はいはい。何となく分かった」
フレイ「そういう事ね」
ブラン「確かにこれは嵐が片付けた方が良いかもな」
クリナ「え?え?何で皆さん分かるんですか?」
ルシファー「クリナ、お前は昔アイツに何された?」
クリナ「何されたって……嵐の事を悪く言ったので怒って少し壊した…ってそれは私がした事ですね。えー…………何かされましたっけ?というか、もし私に何かあったら、嵐がその場でグッチャグチャにしてそうですけど」
ルシファー「記憶から抹消されてるとかwww」
ランポ「クリナは昔、アレに惚れられたでしょ?」
クリナ「……あー、はいはい。一瞬で嫌悪感と殺意が芽生えてきました。気持ち悪いです」
嵐「15年くらい前に転生したって事は、中身は俺達と同じ40手前のオッサンでも、外見は結愛と同い年で高等部の学生だ。アイツがクリナに似た可愛い女を見たらどうなると思う?」
クリナ「……結愛、絶対にあんな人に近付いたらダメよ。何されるか分かったもんじゃない」
結愛「えぇー!お母さんまで!」
クリナ「嵐、あの変態が結愛に近付かないようにして」
嵐「つまり、俺が殺ってもよろし?」
クリナ「うぅ………し、仕方ない!結愛を変態から守りたい気持ちは同じだもの!」
嵐「オッケーwww」
ランポ「話は纏まったね。じゃあお昼にしよっか!」
嵐「そうだなwほれ、ランポの飯だwww」
話が一段落着いた所で、漸くお昼にしようという話になり、嵐はボックスからお弁当箱を3つ取り出し、そのうちの1つをランポに渡した。
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