~魔眼野郎!~

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お昼を食べ始めてすぐ、太陽と水色のローブを纏った、水帝ことアリナも転移してきた。 アリナ「久しぶりね、みんな」 太陽「やっほー。遅くなってごめんねー」 嵐「うわっ、本当に来やがったよ」 結愛「こんにちは、太陽のおじさん!」 太陽「こんにちは、結愛ちゃん。ブランとフレイ、アリナ、ランポくんはけっこう久しぶりだね」 フレイ「ぉう、おひさ!」 ブラン「元気そうだな」 アリナ「あんた何してんのよ」 ランポ「久しぶりー!」 フウ「はい…太陽のお昼……」 太陽「あ、ありがとう。いただきます」 アリナ「フレイ、火ちょうだい。依頼先で狩ったモンスター焼く」 フレイ「あいよー」ボッ ジューッ 結愛「すっごい自由な人達…」 嵐「類は友を呼ぶって知ってるか?w似たもの同士、自由な奴は自由な奴の所に集まるんだよw」 アリナ「っていうか、本当に太陽は何してんのよ。仕事は?」 太陽「皆で集まるって言うから、頑張って終わらせて来たよ?」 アリナ「何で国王が学園何かに来てんのよ」 太陽「今時の子達がどういう風に勉強してるのか知らないとね。場合によっては改革とかも必要だし」 アリナ「っていうのは建前で、本当は?」 太陽「僕1人だけ仲間外れは嫌だ!僕も皆と遊びたい!」 皆「ガキか!」 嵐「本当お前、グランビさんと大差無ぇよ…」 太陽「ちゃんとお城の人には言ってから来たし、グランビさんよりは良心的だよ!」 結愛「あ、皆さんに聞きたい事があるんですけど、良いですか?」 フレイ「なんだ?」 ブラン「答えれる事なら答えるぞ」 結愛「お父さんの学生時代って、どんな感じでした?何か武勇伝とか、こういう事をしてたって話あります?色んな話をお父さんとお母さんから聞きますけど、他の人から見るとどんな人でした?」 アリナ「一言で言うなら、変わらない、ね。今も昔も、嵐は嵐のままよ」 ランポ「武勇伝とかって事なら、先代の国王陛下であるグランビさんも頼りにするくらい凄い情報屋だったとか…」 フレイ「当時の学園は、何もかも嵐が中心になってたな」 ブラン「貴族だ平民だっていう身分差別を無くして、お互いに助け合い、刺激し合い、色んな意味で成長していける、そんな理想的な学園を作り上げたのが嵐だ」
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