~魔眼野郎!~

6/13
前へ
/732ページ
次へ
奏「俺の能力は、まず『幻想再現』。「幻」の様な事や「想」っている事、相手の性格から現象・能力等を再現出来る能力だ。次に『完全再現』。能力や武器を再現した際、完璧な状態で再現出来る。そして『なりきり』。能力を再現した際、能力を使うキャラの特徴が少し現れる能力。それから『全の魔眼』。正確には「目を媒体にした能力全て使える魔眼」だな。最後は『絶対勝利の呪い』。相手のパラメーター、スペックを上回るが、もし世界そのものを破壊するような事をすれば、俺の魂を代償に世界を元通りにする事になる」 嵐「……それチート過ぎじゃね?つーか勝ち目無ぇだろ」 太陽「絶対勝利って、呪いって言うよりも恩恵とか加護に近くない?世界を壊さなければ絶対に勝てるんだから」 奏「まぁな♪だから喧嘩売るなら相手は選んだ方が良いぜ?w」 嵐「これから一緒に敵を倒そうって奴に喧嘩売ったりしねぇよwww」 太陽「僕達の事も話しておこうか」 奏「いや、その必要は無いぜ♪魔眼を使って調べさせてもらったからな」 嵐「便利な能力だ事で」 太陽「プライバシーなんて欠片も無い能力だね」 奏「安心しろw最低限の戦闘能力とか性格を調べただけで、過去に遡って細かい事を調べたりはしてないから♪」 嵐「そうか。それじゃあお互いの自己紹介も済んだし、そろそろ本題の王道勇者(屑)について聞かせてもらおうか」 奏「あぁ、そうだったな。場所は特定できてるから、その場に行って奴を仕留めれば終わりだ。後始末とかはうちの神がやってくれるから、こっちの負担は2人に協力してもらう事と、世界神が無理やり繋げられた空間を塞ぐくらいだ」 嵐「分かった。その場所はどこだ?奏の能力で移動できるか?」 奏「他の世界で俺の能力を使うと色々と不都合がありそうだし、頼んで良いか?場所は...『万〇鏡写〇眼』!(ギンッ)」 太陽「ちょ!?何してんの!?万華鏡って、殺す気!?」 奏「幻術でソイツの居る場所に自分が居るイメージを脳に刷り込んだんだ。危ない術ではないよ」 嵐「…よし、場所は分かった。太陽、奏、すぐに行けるか?」 太陽「あ、ぅん。疑ってごめんね、奏」 奏「いきなりやった俺も悪いからな、気にするな♪俺もいつでも大丈夫だぜ、嵐」 嵐「じゃあ行くか。ゲート」 そして3人はゲートを繋いで、奏の世界から来た王道勇者(屑)の所へ向かった。
/732ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5222人が本棚に入れています
本棚に追加